お知らせ
2024.04.08
地方自治体による鳥害対策事例・取り組み と とりさぽの鳥害対策への取り組み
徐々に気温が上がり、暖かい日が増えてきて、春の訪れが感じられる様になってきました。
過ごしやすい日が多く、春が好きな季節という方は多いのではないでしょうか。
そんな春ですが、ハトやカラスなどの鳥による被害が増える季節でもあります。
とりさぽでは、春〜夏にかけての季節が1年の中で、一番ご相談をいただくことが多い時期になります。
その理由は、鳥の繁殖時期になり、活動が活発になるからです。
またとりさぽだけでなく、この時期は自治体への相談が増える季節でもあります。
これから夏にかけ、これまでの記事で紹介してきた「鳥の営巣」・「騒音被害」・「糞害」・「衛生被害」などの鳥被害が増える季節になりますので、この記事をご覧になられている方は、注意をしてください。
とりさぽでは、毎年被害が多くなる時期に向け、定期的に「鳥害対策方法や資材の開発・試行」、「専門機関・地方自治体との情報共有」を行い、対策の精度を高められるよう準備を行なっています。
今回の記事では、鳥被害が増える季節に向け、地方自治体で行われている鳥害対策の取り組みと、とりさぽの取り組みを紹介させていただきます。
記事の内容が鳥害対策を検討されている方の参考になれば、幸いです。
【目次】
① 地方自治体の鳥害対策への事例・取り組み
▶︎神奈川県横浜市の鳥害対策事例
▶︎東京都豊島区の鳥害対策事例
▶︎福島県会津若松市の鳥害対策事例
② とりさぽの取組み
③まとめ
① 地方自治体の鳥害対策への事例・取り組み
日本各地におけるハトやカラス等による鳥被害は増加しております。
私たち(とりさぽ)の様な、鳥害対策の専門業者はもちろんですが、各地の自治体でも鳥被害の対策を行なっています。
各自治体の専用ページを引用して、紹介させていただきます。
▶︎神奈川県横浜市の鳥害対策事例
神奈川県横浜市では、鳥獣保護管理法により許可なく捕獲することができないカラス等の野生鳥獣の被害を減らす為に、エサとなるゴミの減量に取り組んでいます。
カラスはエサとなるゴミの近くに集まり、一度そこで追い払っても、またゴミが出てくると集まってきてしまいます。
このため、横浜市ではごみの分別収集や減量化に取り組み、エサ(ごみ)対策を行うことで、カラスの数を減らしています。
ごみの飛散を防止するためのネットを活用や、ごみ出しマナーの周知を徹底して行うことで、平成20年度・25年度の調査で、カラスの数を10年前と比較し、半減させることに成功しています。
またその他にも被害対策として、次のような取り組みを行っています。
・カラスの巣立ちビナの回収
・カラス注意喚起ポスターの貸出(データの提供)
引用元:横浜市ホームページ
▶︎東京都豊島区の鳥害対策事例
東京都豊島区では、カラスが繁殖期になると人を襲うことがある為、繁殖期の特定の条件を満たした場合に以下の対策を行なわれています。
・カラスの巣落とし
・落下ヒナの回収
・区の施設(街路樹・電柱・公共施設)に巣が作られた場合の対応
・防鳥ネットの無料貸し出し
引用元:豊島区ホームページ
また横浜市と同じ様に、ゴミの対策も行なっており、カラス被害の防止に取り組んでいます。
https://www.city.toshima.lg.jp/153/kurashi/gomi/shigen/1601181609.html
▶︎福島県会津若松市の鳥害対策事例
福島県会津若松市では市民と協働で、鳥被害対策会議の開催や市街地での追い払いの実施などの鳥害対策に取り組んでいます。
会津若松市では、人間と野生鳥獣が上手に住み分けを行うことを理想としており、以下の様な様々な取り組みを行なっています。
・市民の方々による情報提供・協力しての追い出し作業
・電線や電話線への対策情報の提供、問い合わせ窓口に案内
・ムクドリやカラス等の追い出し・清掃機材の貸し出し
・鳥害対策に関する講演会の開催
またその他にも、専用ページでは、市民の方40名が参加して行われた追い出しの事例も掲載されていたり、市内の自治会から鳥害対策機材の提供が行われる等、市全体の鳥害対策への意識がとても高いことがうかがえます。
引用元:会津若松市ホームページ
https://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/docs/2017072700040/
② とりさぽの取組み
とりさぽでは、2度と鳥を寄せ付けない対策を行う為に、日々「鳥害対策方法や資材の研究・開発」、「専門機関・地方自治体との情報共有」を行なっています。
鳥害対策は鳥の習性を充分に理解した上で対策を行わないと再発する危険性が高く、カラスの様な学習能力の高い鳥だと、今まで有効だった対策方法の効果が薄くなることもあります。
その為、新しい対策方法の研究・開発はとても重要です。
様々な環境にて、対策を行う上では、新しい情報を常に得ることが必要であり、自治体の方とお打ち合わせさせていただく際は、対策方法だけでなく、その地域で発生している被害内容についてお聞きさせていただいております。
また直近では、農作物への鳥被害に関しても、積極的に対策に取り組んでおり、埼玉のJA様をはじめとした各地方のJA(農業共同組合)様からのご相談をいただいております。
その他、自衛隊様からのご相談をいただき、環境・設備・鳥の種類・被害状況に合わせた対策方法をご提案させていたく等、幅広くご対応させていただいております。
とりさぽでは、毎日各現場にて沢山の鳥被害対策を施工させていただく中で、常に情報を更新・共有し、より精度の高い対策をご提案・施工できるように努めております。
③まとめ
いかがだったでしょうか。
とりさぽでは、これまでに行ってきた鳥被害対策の経験・情報を、鳥被害対策に取り組む自治体や団体の方のお役に立てられればと考えています。
この記事で紹介させていただいた様に、増加している鳥被害に対して、対策を強化している自治体が多数あります。
鳥と人間がお互い気持ちよく暮らしていけるよう私たちの経験や知識が少しでも役に立てたら幸いです。
とりさぽでは、個人の住宅から法人の大規模施設まで豊富な対策実績があります。
お悩みの際は、お気軽にお問合せ・ご相談下さい。
とりさぽは、ご相談だけでも真摯に対応させていただきます。
とりさぽでは、有害鳥獣捕獲申請の代行〜鳥の巣の撤去、再発防止対策まで全て一貫して行っております。
害鳥駆除のプロがお電話やチャット対応を行っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。