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2024.08.12

高層ビルやタワーマンションの鳥被害と建設現場で起きる鳥被害と対策まとめ

高層ビルやタワーマンションは東京都や大阪府、神奈川県、兵庫県、千葉県などの都市部を中心に多く建設されています。

こうした高い建物は、都心部のオフィスや住居・商業施設として活躍し、私たちの生活にはなくてはならないものになっています。

 

 

そんな高層ビルやタワーマンションでも、多くの鳥被害が発生しています。

そして、その鳥被害は建設後だけでなく、建設中にも発生しており、とりさぽにもご相談をいただくことが増えています。

 

高層ビルやタワーマンションは、大手ゼネコン各社が請負い、規模によりますが、建設費は3億円以上といわれています。

また建設時から多くの工事関係者が関わる工事の為、鳥被害が発生することで、様々な損害が発生する可能性があります。

この記事では、そうした鳥被害の内容から対策まで、まとめた記事になります。

ゼネコン・工事関係者・管理会社の方々の参考になれば幸いです。

 

 

【目次】

① 高層ビルやタワーマンションで起きる鳥被害

② 建設現場で起きる鳥被害

③ 建物や建設現場で被害が発生しやすい場所

④ 建物や建設現場で鳥被害対策

⑤ まとめ

 

 

 

 

① 高層ビルやタワーマンションで起きる鳥被害

高層ビルやタワーマンションでは、下記の様な被害が発生しています。

ネット上に出ている情報では、○階以上の建物や○m以上の高さには鳩やカラス、ムクドリなどの鳥は飛んでこれないという情報がありますが、必ずしもそうではありません。

 

 

高い階の部屋でも鳥被害は発生する可能性があります。

 

・糞害

 

 

高層階であっても、周囲の環境によっては、低層階や通常のマンションと同じ様にベランダに鳥が飛来する可能性があります。

鳥が飛来することで、ベランダに糞が溜まります。

溜まった糞は悪臭を発生させたり、病原菌や害虫の温床になる可能性がある為、常に対応・処理(清掃)をする必要が出てきます。

また鳥は一度飛来すると、何度もやってくる可能性がある為、常に鳥の糞に悩むことになってしまいます。

 

・バードストライク

 

 

バードストライクと聞くと、航空機での事故を想像される方が多いかと思います。

ですが、本来バードストライクという単語の意味は、鳥が人口構造物に衝突する事故のことを言います。

高層ビルやタワーマンションの一部の建物では、ベランダが無く、窓一面がガラス張りになっている建物がありますが、その窓に鳥が衝突する事故が起きています。

鳥が衝突した窓には、衝突による汚れが付いてしまい景観を損ねたり、居住している住民の方としても気持ちの良い状態ではありません。

こうしたバードストライクは高層ビルが密集している地帯で発生しやすいとされており、日本だけでなくアメリカなどの海外でも多く発生しています。

 

・騒音被害

 

 

鳥の飛来や、周囲の環境によっては、鳥の鳴き声に悩まされることもあります。

タワーマンションを購入される方の中では、静かな住環境を求めて購入されている方もいます。

鳥の鳴き声は、普段の生活から、睡眠の妨げにもなります。

 

 

 

② 建設現場で起きる鳥被害

高層ビルやタワーマンションは、その建物の規模にもよりますが、通常1〜2年程度の建設期間がかかるといわれています。

そうなると少なからず、鳥の繁殖時期と重なり、鳥被害が発生する可能性があります。

建設期間中は、上記や他の記事で取り上げた鳥被害とは異なる被害も発生する可能性があり、それはゼネコンや工事を引き受けている建設業者などに大きな損害を与えます。

 

・景観被害

 

 

建設現場や大規模修繕工事では、進捗状態によりますが、柱や梁、足場など、鳥が飛来しやすい場所が多く存在します。

飛来するということは、鳥が糞をしたり、羽が落ちたりする為、工事とは関係のない清掃が必要になる可能性があります。

また糞が柱や梁に落ちることで、錆や腐食の原因になる可能性があります。

完成引き渡し時には、綺麗な状態での引き渡しとなる為、クリーニング費用が余分にかかる可能性もあります。

 

・経済被害

 

 

上記の様な通常の工事とは関係のない業務が増えることで、対応コストが必要になります。

また仮に鳥が巣を作ってしまい、その巣に卵や雛がいる場合は、鳥獣保護法により、簡単に撤去・駆除ができない為、対応方法を検討している間に、工事スケジュールが遅延する可能性もあります。

結果として、請負業者の経済的被害につながります。

 

 

 

③ 建物や建設現場で被害が発生しやすい場所

 

・大規模修繕工事などでの足場

 

 

・建設中の柱や梁

 

 

・タワーマンションのベランダ・バルコニー

 

 

その他、建物に突起や凹みがあったり雨風が凌げる場所は、鳥が飛来しやすく注意が必要です。

 

 

 

④ 建物や建設現場で鳥被害対策

鳥害対策には、鳥避けネット・忌避剤・剣山など、様々な対策資材があります。

とりさぽでも、様々な対策資材を用意して、状況が異なる様々な現場で対応できる様にしておりますが、高層ビルやタワーマンションの対策で大事なことは、周囲の環境・工事の進捗具合や、新築・修繕などの工事の種類・飛来している鳥の種類など、様々な要因を調査・分析して、適切な対策を行うことがとても重要です。

また工事終了後の鳥の飛来を防ぐことも、その後の入居者の方の生活を守るためにも重要です。

 

 

鳥害対策は一般の方には馴染みが薄く、工事を請け負っているゼネコンや管理会社での社内稟議や施主様へのご説明もどうしていいかわからないという方が多いかと思います。

その為、鳥の習性を熟知しており、対策の実績な豊富な専門業者に対策を相談・依頼することをおすすめします。

 

 

 

⑤ まとめ

いかがだったでしょうか。

高層ビルやタワーマンションなどの大規模施設は、鳥被害が発生すると、工事スケジュールの遅延や建物へのダメージなど、大きな損害につながる可能性があります。

早期で適切な対策を行うことで、被害を防ぐことができる可能性が上がります。

お困りの場合は、一度ご相談ください。

 

とりさぽでは、個人の住宅から法人の大規模施設から公共施設まで豊富な対策実績があり、最初のお問い合せ対応から専門の知識を持ったスタッフが対応させていただきます。

鳥と人間がお互い気持ちよく暮らしていけるよう私たちの経験や知識が少しでも役に立てたらと思っています。

とりさぽでは、有害鳥獣捕獲申請の代行〜鳥の巣の撤去、再発防止対策まで全て一貫して行っております。

害鳥駆除のプロがお電話やチャット対応を行っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。