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2024.12.09

業者に頼むと費用が高い!?世の中に溢れる鳥害対策情報を解説

年々、増加傾向にある「鳥被害」

被害が増加にするにつれて、メディアやインターネット上でも鳥害対策に関する数多くの情報が掲載されています。

また市販の鳥害対策グッズも数多く販売されています。

 

とりさぽでも、日々ご相談をいただく中で、自分で対策をしてみたけれど、うまくいかなかったということをよくお聞きします。

中には、効果が低い対策を試されていたり、間違った情報を元に対策を行い、結果として被害が拡大してしまったという例も多々あります。

とりさぽでは、鳥被害の解決へは早い段階での専門業者への相談をおすすめしていますが、費用面がネックになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

今回の記事では、鳥害対策の費用、よく聞く鳥害対策に関する情報や対策施工について、まとめた内容です。

鳥被害に悩まれている方の参考になれば幸いです。

 

 

 

 

【目次】

① 専門業者に施工を頼むと高額になるのか

② テレビやネットでよく聞く鳥害対策や市販グッズについて

③ 防鳥ネットやスパイクを使用した本格的鳥害対策について

④ まとめ

 

 

 

 

 

① 専門業者に対策・施工を頼むと高額になるのか

 

 

とりさぽにいただくご相談で、まず費用についてのご質問をいただくことは多々ございます。

 

結論からお伝えすると、「高いとお感じになる、それなりの金額がかかる場合もあれば、そうならない場合もあり、被害の状況次第」というのがお答えになります。

 

上記はあくまで、とりさぽの場合ですが、とりさぽのご提案の基準は、費用ではなく、ご依頼者様の被害解決を最優先で考えており、解決に一番近いと思うご提案を行なわせていただいております。

被害の状況によっては、無理にとりさぽスタッフが施工を行うのではなく、対策グッズのご提案で解決した事例も多々ございます。

 

最適な対策グッズを正しい方法で使用すれば、被害の状況にはよりますが、専門スタッフが動かずにご依頼者様のご対応でも充分な対策効果を得られる場合もあります。

その為、とりさぽにご依頼をいただいたお客様の中では、「思っていたよりも費用を抑えることができた」というお声もいただいております。

 

他の専門業者でも、お客様の鳥被害を解決しようとしている業者であれば、適正な金額でのご提案をいただける可能性が高いです。

 

ただ確実なこととしては、被害が深刻になればなるほど、対策が難しくなり、費用もかさみやすいということです。

鳥害対策で大事なことは、「早期での対策」を行うことです。

どんな方でも、なるべく費用を抑えて対策効果を得たいというお考えはあると思います。

ですが、ご自身で対策を行い、結果として被害が収まらず悪化してしまうと、その後の対策が難しくなってしまいます。

 

その為、困った際は「とりさぽ」に限らず、早期で”専門の業者”に相談することがおすすめです。

 

 

 

▶︎▶︎とりさぽの作業料金の目安はこちら

 

 

 

 

② テレビやネットでよく聞く鳥害対策や市販グッズについて

 

・キラキラしたものやCDを吊るすなどした鳥害対策

 

 

この対策方法は見かけたことをある方も多いのではないでしょうか。

キラキラと光るCDを吊るし、それに反射する光を利用して、 鳥を驚かせる方法です。

鳥の種類によっては、光の反射を怖がり、近寄らなくなることもあります。

被害の初期段階であれば、一部の鳥には効果があるかもしれません。

ですが、鳥の視覚に訴える対策は、鳥が慣れてしまうと効果がなくなってしまいます。

その為、効果があったとしても、一時的なものになる可能性が高いです。 

また、鳩などの帰巣本能が強い鳥に対して、既に住み着いてしまっている場合は効果は期待できないでしょう。

 

 

・磁石を使用した鳥害対策

ネットで鳥害対策と調べると、よく出てくるのが磁石を利用した鳥害対策です。

磁石タイプの対策用品は、一昔前まで多く存在しましたが、最近では見かけることが少なくなりました。

鳥が飛行時など、方角を認知するために磁場を感じることができるとされており、「その磁場を乱して鳥を惑わせる」という考え方の鳥害対策です。

ですが、その効果については立証されておらず、国の研究機関で行われた調査でも、その有用性は証明されていません。

鳥の帰巣本能と、普段飛び慣れている場所というのを考慮すると、磁場を多少乱す程度では、対策効果が薄いと考えられます。

 

 

・超音波や音を使用した鳥害対策

 

 

音を利用した鳥害対策も度々メディアで取り上げられていることもあり、一度は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

鳥たちが嫌がる音を出して撃退と聞くと、有用性がありそうですが、こちらも有用な実績が多くはなく、まだまだ対策効果が出る可能性があるというレベルの方法です。

一般的に、鳥は人間よりも聴覚が劣るといわれており、音を聞き分けたりする能力はそこまで高くないといわれています。

仮に嫌な音が鳥にだけ聞こえ、人間には聞こえないのであれば、音や超音波を利用した対策は有効な方法と言えますが、現時点では実用に至っていません。

 

 

・市販の忌避剤やジェル剤を使用した鳥害対策

忌避剤はとりさぽでも使用することがある対策効果と実績がある鳥害対策です。

鳥が嫌う成分を配合した薬剤で、薬剤が切れるまで効果があります。

形状は固形のもの・粘度のある液状のもの・スプレータイプのものまで多々種類が存在しています。

忌避剤タイプは施工したあとが目立ちにくい為、薬剤を継続して使えば効果を維持できるといったメリットがあります。

しかし市販タイプのものは多々存在する為、用品によって効果がまちまちであり、試しはしたものの効果が出ないという可能性もあります。

また、一番注意が必要なのは、その毒性です。

鳥用の薬剤とはいえ、中には人間やその他の動物に対しても刺激性を持つものもあり、私たちの生活圏で使用するには注意が必要です。

特に小さいお子様やペットを飼われているご家庭、食品を扱っている工場・施設では、触れたり、混入しないよう、細心の注意が必要です。

 

▶︎▶︎とりさぽが使用している鳥だけに有効な忌避剤「PIGNX」の紹介はこちら

 

 

 

 

 

③ 防鳥ネットを使用した本格的な鳥害対策について

 

「防鳥ネット」は、とりさぽの施工でも採用している、対策効果の高い施工です。

ですが、とりさぽへのご相談やインターネット上では、「防鳥ネットを使用したけれど、鳥が侵入してきてしまう」など、本来の対策効果を得られていないというお声をよく聞きます。

その理由について解説します。

 

まず重要なことは、鳥の体は思っているよりも小さいということです。

鳥は全身を体毛で覆われており、その体毛によって大きく見えるだけで、身体の大きさは見た目よりもかなり小さいです。

その為、わずかな隙間や目合が少しでも大きいと鳥の侵入を許してしまいます。

例えば、体調が14cmと言われるスズメでも、2cm以上の目合のネットや隙間があると侵入できています。

防鳥ネットは対策効果は高いですが、実は施工するのがとても難しい対策です。

鳥の生態を熟知していることと、またこの隙間を無くす技術がとても難しいといわれています。

 

 

 

【防鳥ネットを張ったけれど効果がない理由】

 

▼ネットの目合が正しくない

上記のように、鳥の種類によって侵入できてしまうネットの目合が異なります。

特にスズメなど小さめの鳥は2cm以下の目合を使用しないと侵入を許してしまう可能性が高くなります。

その為、正しくない防鳥ネットを使用してしまうと、いつまで経っても対策効果が出ずに被害が拡大してしまう危険があります。

実際、一概に防鳥ネットといっても、ネットの目合ごとに細かく種類分けがされており、とりさぽで対策を行う際も、慎重に使用する防鳥ネットを選定しています。

また防鳥ネットと言われていても、生態に基づいた防鳥専用のネットではなく、農業資材や防球ネットにて取付をしているケースも多くみられます。専門業者の場合、その点もしっかり選定し、専用のネットを使用しています。

 

 

▼隙間が空いてしまっている

適正な目合のネットを使用していても、施工の段階で、固定する面と防鳥ネットの間に隙間ができてしまったら意味がありません。

隙間が空いてしまう代表的な原因は、額縁用ワイヤーのテンションの緩さです。

額縁ワイヤーはネットを張ることで引っ張られますが、この時にワイヤーがしっかり張られていないと、すぐに数センチのすき間ができてしまいます。

この空いた隙間から、スズメや鳩などの鳥たちが侵入してきてしまいます。

こうした隙間を生み出さないように施工するのも、とりさぽでは技術を持ったスタッフが慎重に施工しています。

 

 

▼固定する金物の間違え

上記の、適切なネットの目合い、適度なテンションでワイヤーを張っているのに、それでも鳥が侵入してくる場合があります。

このような場合は原因を探すも、みつからず、解決せずになってしまうことが多々あります。
その多くは、取付けに使用した金物の選択ミスが原因となっていることが多いです。

防鳥ネットを張るといっても、施工する環境は様々です、またどんな環境でも四隅はどうしても隙間ができやすくなってしまいます。

多々存在している金具の中から適切なものを使用するか、これも慎重に選定する必要があります。

 

 

▶︎▶︎とりさぽの防鳥ネットを使用した対策事例はこちらから

 

 

 

④まとめ

 

いかがだったでしょうか。

今回の記事では、施工費用や様々な鳥害対策について、メディアやネット上でよく聞く内容を抜粋して紹介させていただきました。

 

この他のコラムで鳥害対策は早期での対応が重要と注意喚起をしておりますが、

・自分で対策する

・業者に頼む

・どんな対策を行うか

などは、慎重に検討しましょう。

 

もちろん「とりさぽ」にご相談いただける場合は、ご相談だけでも、お問い合わせの段階から鳥害対策を熟知したスタッフが対応させていただきます。

 

お困りの場合は、一人で悩まず、まずは一度ご相談ください。

 

鳥被害に悩まれている方が安心して、とりさぽにご依頼いただけるよう、私たち「とりさぽ」は努めてまいります。

とりさぽでは、個人の住宅から法人の大規模施設、公共施設まで豊富な対策実績があり、最初のお問い合せ対応から専門の知識を持ったスタッフが対応させていただきます。

 

鳥と人間がお互い気持ちよく暮らしていけるよう私たちの経験や知識が少しでも役に立てたらと思っています。
とりさぽでは、有害鳥獣捕獲申請の代行〜鳥の巣の撤去、再発防止対策まで全て一貫して行っております。
害鳥駆除のプロがお電話やチャット対応を行っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。