どんな害鳥獣でお悩みですか?

お知らせ

お知らせ

2024.09.09

ホテル・旅館・リゾート施設での鳥被害と鳥害対策まとめ

皆さんが一度は利用したことがあるであろうホテルや旅館などの宿泊施設。

宿泊施設の種類は様々で、観光先で親しまれる老舗旅館やリゾートホテル、お仕事の出張時などに利用される方が多いビジネスホテルなどがあります。

 

 

 

そんなホテルや旅館などの宿泊施設ですが、鳥被害が増加している場所でもあります。

 

宿泊されるお客様をもてなす為に、ホテルや旅館では景観や衛生に非常に気を遣っています。

そんな中で、鳥被害が発生してしまうと、宿泊されたお客様の満足度が下がってしまうことに繋がり、ホテル・旅館の評判低下に繋がる可能性があります。

その為、ホテルや旅館で鳥被害が発生した場合は早急に対応する必要があります。

 

この記事では、ホテルや旅館で起きた鳥被害や鳥被害対策の情報をまとめています。

鳥害でお困りのホテルや旅館関係者の方の参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

【目次】

① ホテル・旅館での鳥被害

② 被害の原因となっている鳥

③ ホテル・旅館で鳥被害が発生しやすい場所

④ ホテル・旅館での鳥害対策

⑤ まとめ

 

 

 

 

 

① ホテル・旅館での鳥被害

 

・糞害

ホテルや旅館における鳥被害で一番多い被害が、糞害です。

主に営巣した鳥や休憩しにきた鳥の糞が、その下に溜まり、施設の景観を損ねたり、利用者の車に糞で汚れてしまうことがあり、宿泊されたお客様の満足度を下げる原因になります。

特に客室のベランダは被害事例が多く、某口コミサイトでは、「ベランダが鳥の糞まみれになっていた」という口コミが多くみられました。

鳥の糞は、その場にいる鳥の羽数にもよりますが、鳥がいる限り毎日の様に発生する為、掃除をしてもキリがなく、対策を行わない限り、根本解決が難しい被害です。

またベランダだけでなく、駐車場に停めていた車に鳥の糞が落ちてきたという事例もあり、駐車場の環境によっては注意が必要です。

 

・衛生被害

上記の糞害にも繋がりますが、鳥や鳥の巣・糞には多くの病原菌やダニ・ノミ・寄生虫が潜んでいます。

ホテルや旅館では、日々様々な方々が宿泊される為、衛生面に大変注意して運営をしていますが、こうした鳥などに潜んでいた病原菌が乾燥して空気中に漂ってしまったり、潜んでいたダニやノミ・寄生虫が、知らず知らずのうちに客室やその他の施設に侵入してしまう可能性があります。

仮にそうなってしまった場合、宿泊客への被害だけでなく、運営に影響を与える危険がある為、注意が必要です。

またこうした鳥被害を放置することで、ホテルや旅館の評価を下げる要因になり、利用客減少といった深刻な被害に繋がる恐れや、清掃・衛生対策のコストが必要以上に発生し、経営に悪影響を及ぼす恐れがあります。

 

 

 

② 被害の原因となっている鳥

 

ホテルや旅館で被害の原因となっている鳥は、その施設がある環境や地域によって様々ですが、特に被害事例が多いのは鳩(ハト)による被害です。

鳩は世界中に300種類以上いるといわれていますが、日本で多く見られるのが「ドバト(カワラバト)」と「キジバト」の2種類です。

ホテルや旅館の被害の原因となっている鳩もこの2種類です。

 

◆ドバト(カワラバト)の生態・習性

 

 

主に木の実や植物の種など、植物性のものをエサとし、気候や餌などの条件が整えば年に複数回の繁殖をします。

体長は30〜35cm程で、体色は基本的に灰色ですが、白色に近いものから黒っぽいものまで個体差があります。

崖や断崖に巣を作る習性があり、都市部では、マンションやビルなどの高いところを休憩場所やねぐらとすることが多いです。

その為、階数の多いホテルや都市部のビジネスホテルなどでの被害の原因になりやすいです。

またドバトは群れで行動する習性があり、人への警戒心が少ないのも特徴です。

 

◆キジバトの生態・習性

 

 

キジバトは主に市街地から山地にかけての広い範囲で生息しており、1年を通して見ることができます。

体長は約33㎝で、体色は黒褐色で羽の周囲が淡い茶色をしており、この模様がキジのメスに似ているため、キジバトと名付けられたと考らえています。

キジバトはドバトと違い雑食で、植物の新芽や果実、草本の種子、昆虫、ミミズ類などを好んでエサとしています。

巣を作る場所の多くが山地、農村地域の木の上に巣を作ります。市街地では公園の木や街路樹の上に巣を作ることもあります。

その為、自然の多い環境にあるホテルや旅館で被害の原因となる可能性があります。

 

 

 

③ ホテル・旅館で鳥被害が発生しやすい場所

 

・客室のベランダ・窓

 

 

ホテルや旅館で被害が一番多いのは客室にあるベランダです。

宿泊されるお客様の一番目に付く場所の為、注意が必要です。

 

 

・屋根や天井のある駐車場

 

 

ホテルや旅館での被害が客室のベランダの次に多いのが、駐車場での被害です。

ホテルや旅館の建物とは直接の関係がない様に思われますが、屋根のある駐車場の梁に鳥が休憩したり、営巣する事例があり、その下に停めていた車が一晩で糞まみれになってしまうという被害事例があります。また屋根などが無くても、近くに樹木がある駐車場も注意が必要です。

 

 

・非常階段

 

 

非常用の階段はベランダと同じく、鳥たちの休憩や営巣されやすい場所です。

普段は使われることが少ない為、営巣などに気づかないことが多く、気づいた時には営巣されていたという事例が多い為、注意が必要です。

 

 

 

④ ホテル・旅館での鳥害対策

 

鳥害対策で重要なことは、被害が発生した際、早急に対策を行うことです。

早急に対策を行うことで、被害の拡大を防ぎ、解決できる可能性が高くなります。

その中で、ホテルや旅館での鳥害対策で考慮するポイントは「景観の影響を最小限にすること」と「宿泊されるお客様への影響を最小限にすること」です。

一般的な建物での鳥害対策では、防鳥ネットや剣山、忌避剤などの防鳥資材を使用しますが、例えば建物の外観に合わない防鳥ネットの設置や、そもそも防鳥ネットがあることで景観を損ねてしまう場合があり、仮に鳥被害が収まったとしても、それは本当の解決とはいえません。

その為、一概に対策と言えど、周囲の環境や客室からの展望、建物の造りなど、様々な要素を加味して、対策を行うことが重要です。

また忌避剤など、景観を損ねにくい対策資材を使用したとしても、万が一宿泊されるお客様が触れてしまった際に問題が起こる可能性があり、そうした事態も想定して対策を行うことも大切です。

 

 

その為、被害が発生した際は、専門の業者に相談をすることがおすすめです。

専門の業者であれば、上記の様に周囲の状況・宿泊されるお客様への影響・再発防止策など、幅広く判断し最適な対策を提案してもらえます。

 

とりさぽにもホテルや旅館の方からご相談をいただくことが増えておりますので、お困りの際は是非ご相談ください。

 

 

 

⑤ まとめ

 

いかがだったでしょうか。

急増するホテルや旅館での鳥被害。

放置しておくと、宿泊されるお客様への被害や、経営に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

困った際は早期に専門の業者に相談にすることがおすすめです。

しっかりと対策を行うことで、被害の解決と再発防止に繋がります。

 

とりさぽでは、個人の住宅から法人の大規模施設まで豊富な対策実績があります。
お悩みの際は、お気軽にお問合せ・ご相談下さい。

とりさぽは、ご相談だけでも真摯に対応させていただきます。
鳥と人間がお互い気持ちよく暮らしていけるよう私たちの経験や知識が少しでも役に立てたらと思っています。

とりさぽでは、有害鳥獣捕獲申請の代行〜鳥の巣の撤去、再発防止対策まで全て一貫して行っております。

害鳥駆除のプロがお電話やチャット対応を行っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

お問合せはこちらから

 

※この記事で使用している画像は全てイメージです。(実際の施設とは関係ございません)