お知らせ
2023.11.20
【鳩被害の原因】鳩が好む場所を鳩の気持ちになって考えてみた。
皆さんは好きな場所や居心地の良い場所はありますか?
好きな場所に居ると、気持ちが落ち着いたり、安心しますよね。
それは鳩やカラス、スズメやムクドリ等の鳥も同じです。
私たちが家でゆっくりしたり、食べ物屋さんで美味しいご飯を食べるように、鳥も休憩したり、エサを探して食べます。
鳥被害は根本的に解決することが難しく、一時的に対策はしたけど被害が再発してしまう事例が多いです。
再発をさせず被害を解決するには、鳥の習性をしっかりと理解し、対策を行うことが重要です。
この記事では、そうした鳥の習性を理解する為に、鳥の気持ちになって鳥の習性を解説させていただきます。
今回は内容は、『鳩の好きな場所について』です。
【登場キャラクター紹介】
・サッポ(筆者)
とりさぽの中の人。現場の方とコミュニケーションを取りつつ、鳥被害で悩む方をお役に立つ為、日々とりさぽコラムを更新中。
・鳩のトトちゃん
今回の記事で、鳩の気持ちを教えてくれる鳩ちゃん。
好きな食べ物は豆類。
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▶︎サッポ
トトちゃん、本日はよろしくお願いします。
▷トト
よろしくお願いします!
▶︎サッポ
早速ですが、本日は鳩が好む場所を教えてほしいです。
▷トト
わかりました!
ちなみにサッポさんは好きな場所や居心地にいい場所はありますか?
▶︎サッポ
ありますよ。
僕はゆっくり休める自宅が一番居心地がいいですね♪
▷トト
とても素敵ですね!
私たち鳩もサッポさんたち人間と同じで、好きな場所があります。
ですが、違いとして私たちには天敵となる外敵が存在します。
なので、生きて子孫を残すために毎日一所懸命なのです。
そこを踏まえて、私たち鳩が好む場所のお話をさせてください!
▶︎サッポ
なるほど、私たち人間だと日々生活している中では外敵となるような他の生き物に遭遇することは滅多にありません。
人間と鳩では、そもそも好きな場所という定義が少し違うんですね。
▷トト
そうなんです。
サッポさんたち人間だと、好きな場所だと「楽しい」とか「落ち着く」という理由が当てはまりやすいと思います。
その点、私たちが好む場所は外敵から身を守ることができる安全な場所です。
人間だと「落ち着く」場所という表現が近いですね。
▶︎サッポ
「安全」な場所ですか。
たしかに、常に外敵が近くにいるかもしれない状況だと考えると人間とは違いますね。
▷トト
そうですね。
鳩はそうした理由から、周りを囲まれている場所に安心感を感じます。
よく鳩が好む場所と言われているのが、「3つの面を囲まれた場所」です。
▶︎サッポ
ふむふむ。
「3つの面を囲まれた場所」ですか。
具体的にはどんな場所ですか?
▷トト
鳩が好む具体的な場所は、
・ベランダの室外機の裏
・物置周り
・太陽光パネルの隙間
・建物同士の壁と壁の間
・高架下
・工場や倉庫の梁
などです。
※画像はイメージです(実際の建物と記事の内容は関係ございません)
▶︎サッポ
たしかに、3つの面が囲まれていたりして、なかなか外からは見つかりにくい場所ですね!
▷トト
そうですね!
常に外敵が存在している私たちにとっては、生きるために上記のような場所を見つける必要があります。
そして、生きるためには場所だけではダメなので、近くに水場やエサが獲ることができる場所があるということも条件になります。
例えば、民家のベランダだと必ず近くに雨樋がありますよね。
水というと川や水溜りを思いつく方が多いかと思いますが、私たちの体の大きさからすると雨樋に少し溜まっている水でも十分なのです。
▶︎サッポ
生きるためには、水もエサも重要ですね。
となると、民家は鳩にとっても、居心地が良い場所になりやすいということですね!?
▷トト
そうですね!
もちろん全ての鳩が危害を加えたいと思っているわけではありませんが、生きるための選択肢として選んでしまうことが多いです。
とりさぽさんでもご紹介しているように、しっかりと鳩を寄せ付けない対策を行っていれば、そもそもその場所に居着くことはありません。
人間と同じように、私たちも居心地の良い場所を一度知ってしまうとまた別の場所にわざわざ移ろうとは思わないので、対策を行うことがとても重要です。
▶︎サッポ
たしかに、一度居心地が良いと感じた場所は私たち人間も離れようとは思いませんよね。
一度、対策をしたとしてもしっかりとした対策が行えていなければ、再度鳩がやってくる可能性もあります。
鳩も生きるために場所を探しているので、鳩に選ばれない・寄せ付けない為にも、しっかりとした対策が必要ですね!
トトちゃん、今日は色々と教えていただき、ありがとうございました!
▷トト
ありがとうございました!
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【補足】
▼鳩が巣を作ったり、居着くことで起きる被害例
・悪臭
鳩の糞は、乾いていても悪臭がします。
気温が高くいと更に強い悪臭を放つ可能性があります。
また放置するとどんどん堆積していき、周辺にも悪臭が漂うようになっていきます。
・寄生虫、害虫の発生
鳩の身体や巣には、ノミやダニといった寄生虫がいます。
糞や鳩の体から離れた寄生虫が家の中に入り込んでしまうと、中にいる人が寄生虫に刺されてかゆみや皮膚炎といったアレルギー症状を発症することがあります。
また糞を放置すると、それをエサにする害虫が集まってしまう可能性もあります。
・アレルギーや感染症
鳩の糞には、さまざまな感染症の要因となる細菌やウイルスが含まれています。
乾燥した糞が飛沫状になり、それを吸い込むことで人に感染します。
特に注意が必要なのは幼児や高齢者の方で、病気への抵抗力が低い人は重大な健康被害を引き起こす場合がある為、注意が必要です。
また糞に含まれている物質や細かい羽毛を吸入することにより、アレルギー性喘息が引き起こされる可能性もあります。
・景観、衛生被害
鳩の糞が溜まることで、周囲の景観を著しく損ねてしまいます。
またその様な環境では洗濯物が汚れて干せなくなったり、雨樋や排水溝に糞が詰まったりと、生活にも支障をきたす恐れがあります。
民家だけでなく、商業施設や食品工場、倉庫などでの美観や清潔さを求められる場所では、鳩の糞が景観を損ねたり、商品に付着した場合は大きな損害が生じる可能性があります。
・騒音被害
鳩が居着いたり、巣を作ってしまった場合、鳴き声が静寂の妨げになります。
また飛び立つ時の羽音がストレスの原因になる場合もあります。
いかがだったでしょうか。
今回の記事では、鳩の視点で鳩被害を解説させていただきました。
トトちゃんが言っていたことが当てはまる場所にお住まいの方は多くいらっしゃると思いますが、他の記事でもお伝えしているように、鳥被害は早期に解決・対策を行うことがとても重要です。
とりさぽでは、個人の住宅から法人の大規模施設まで鳩対策の豊富な実績があります。
お悩みの際は、お気軽にお問合せ・ご相談下さい。
とりさぽは、ご相談だけでも真摯に対応させていただきます。
鳥と人間がお互い気持ちよく暮らしていけるよう私たちの経験や知識が少しでも役に立てたらと思っています。
とりさぽでは、有害鳥獣捕獲申請の代行〜鳥の巣の撤去、再発防止対策まで全て一貫して行っております。
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